本の話 - ロバート・B・チャルディーニ「影響力の武器[第二版]」

2007 誠信書房
ロバート・B・チャルディーニ 先生
社会行動研究会の皆様

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これは非常に興味深い

ややお固いイメージの
社会心理学の本であるが
我々の生活に密着している内容
(と言うか生活そのもの)なので
飽きずに最後まで読める

これほどまでに
人間は単細胞で右向け右な生き物なのだ

この本ではさらにツッコンでいて
その影響力からの防衛方法も提示しており
さらなる完成度を誇っている

主に営業職・経営者・政治家に
とても有益な本と言えるが
本来
その彼らからバカ面で詐取され続けてる
我々弱者が読むべき一冊と言える

何故買ったか覚えていないモノがある方
民主党に投票してしまった方
テレビがないと生きて行けない方
韓国モノにハマっている方
宗教にハマっている方
詐欺にあったことがある方
にオススメ作品だ

しかしながらこの本はもう
営業成績上位者
マスコミ
政府官僚
宗教家
政治家
詐欺師
に読まれ実践され続けております

次作「実践編」も楽しみだ

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目次

第一章 影響力の武器
カチッ・サー
てっとり早い方法に賭ける
利益を得るのは誰?
柔道
まとめ

第二章 返報性-昔からある「ギブ・アンド・テーク」だが
返報性のルールはどのように働くか
・返報性のルールの威力
・返報性のルールのために、知らぬ間に恩義を感じてしまう
・返報性のルールは、不公平な交換を引き起こす
譲り合い
拒絶した後に譲歩する
・譲歩のお返し、知覚のコントラスト、そしてウォーターゲート事件の怪
・承諾するも地獄、断るも地獄
・わたしの血をどうぞ。また必要でしたら、お電話ください
・うま味のある、秘密の効果
防衛法
・ルールを退ける
・敵をいぶり出す

第三章 コミットメントと一貫性-心に住む小鬼
一貫性のテープが回る
・一貫性を保つことの便利さ
・一貫性にしがみつくことの愚かさ
・探す人と隠す人
コミットメントが鍵
・頭で考えることと心で感じること
・行動の持つ魔術的な力
・自分で決めたこと
・支えとなる脚をつくる
・公共の利益のために
防衛法
・胃から送られるサイン
・心の奥底からのサイン
まとめ

第四章 社会的証明-真実は私たちに
社会的証明の原理
・他者がもたらす力
・大洪水の後に
死因は…不明(確なこと)
・科学的研究
・あなた自身が犠牲者にならないために
私のまねをしなさい…サルのように
・死に至るサルまね
・サルが住む島
防衛法
・自動的な行動に気をつける
・よく見渡すこと
まとめ

第五章 好意-優しい泥棒
友達になるのは、影響を及ぼすため
あなたを好きになるのはなぜ?その理由を考えてみよう
・外見の魅力
・類似性
・お世辞
・接触と協同
・学校へ戻って
条件づけと連合
・パブロフの名前はベルを鳴らすか?
・ニュース・天気予報からスポーツの世界へ
防衛法
まとめ

第六章 権威-導かれる服従
権威のもつ影響力の強さ
盲目的な服従のもつ魅力と危険性
内容よりも姿形が重要
・肩書き
・服装
・装飾品
防衛法
・本当に権威のある権威
ウラのある誠実さ
まとめ

第七章 稀少性-わずかなものについての法則
少ないものはベスト 失うことはワースト
・数量を限定することの効果
・時間の制限
心理的リアクタンス
・大人が示すリアクタンス-愛、銃、そして洗剤
・検閲
最適の条件
・新たに生じる稀少性-貴重になったクッキーと市民の争い
・希少なものを求める愚かな競争
防衛法
まとめ

第八章 手っとり早い影響力-自動化された時代の原始的な承諾
原始的な自動性
現代の自動性
近道は神聖なもの
まとめ

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