神社の話 - 伊豆山神社



ひょんなコトから伊豆旅行に行きまして
以前から参拝したかった伊豆山神社へ行って参りました


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御鎮座:静岡県熱海市伊豆山上野地708-1
御創立:確な記録は残されてないが
      人皇御五代孝昭天皇(西暦前475年頃?)の御代と伝えられているとのこと
主祭神:火牟須比命、伊邪那伎命、伊邪那美命
社格等:国幣小社、別表神社
HP:http://jinjya.info/index.html

伊豆大権現、又は走湯大権現、伊豆御宮とも走湯社とも称され
略して伊豆山又は走湯山(そうとう、はしりゆ)と呼ばれていたが
明治になって現在の社名に改称


後白河院の御撰に成る粱塵秘抄に
「四方の霊験者は、伊豆の走湯(伊豆山神社を指す)、信濃の戸穏、駿河の富士山、伯耆の大山」
と著され、東国、東海における第一の霊場として聞こえていた


源頼朝は平治の乱の後伊豆国に配流されたとき、当社に源氏再興を祈願
この間有力豪族の伊東祐親に追われて当社に身を寄せたり
小豪族の娘であった北条政子との逢瀬の場にするなど深い関わりを持つ


後に鎌倉幕府を開くとここを「関八州鎮護」と称えて多くの社領を寄進
南北朝時代の「寺領知行地注文」によれば
遠くは越州に至るまで数多くの知行地を所有していたとされる
頼朝と政子の恋の舞台であった事から
現在も縁結びや恋愛成就を目的とする参拝客に人気があるとのこと


神仏分離後の大正3年(1914年)
皇太子であった昭和天皇が当社に参拝
本殿脇に黒松一株を御手植


力強くダイナミックな御朱印頂きました

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