映画の話 - Get Smart(ゲット・スマート)

2008 アメリカ映画
Warner Bros. Pictures
ピーター・シーガル 監督
スティーヴ・カレル、アン・ハサウェイ 主演

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1960年代の人気テレビシリーズ
「それ行けスマート」のリメイク作品

要はスパイコメディなのだが
なかなか力の入ったスパイツール
本格的アクションシーンの連続
タイトル通りスマートな
スパイアクション映画
といえる


↑このポスターも
如何にも狙ってて面白いw

タイトルは
「賢さを手に入れろ」「かっこ良く行くぜ」
って感じだろうか


物語は
アメリカの秘密諜報機関で敏腕分析官をしている
マックスウェル(スティーヴ・カレル)は
裏方の分析官ではなく花形の現場エージェントを目指していた
エージェント試験にも合格したが
上司は彼の分析能力を高く評価し分析官を続けるよう命じる

しかしながら
秘密諜報機関が国際犯罪組織に襲撃を受け
顔が割れていないマックスウェルに白羽の矢が立った…



今作の主演
スティーヴ・カレルを初めて観たのは
アホアホコメディの傑作『40歳の童貞男』
(超オススメコメディ映画)

彼は『40歳の童貞男』で
主演・脚本・製作総指揮を兼任
それ以来彼のファンになった


しかしながら
今作「Get Smart」ではアホアホ度は非常に低い
まったくもって
スティーヴ・カレルを活かしきれていないのだ

こんなかっちょいいスティーヴ・カレルなんて
誰一人求めていない

もっとアホアホ・ナンセンスでないと彼はダメだ

コメディ映画でも中途半端
スパイアクション映画としても中途半端
どっちつかずで非常に勿体無い


その代わりと言っては何だが
アン・ハサウェイが頑張ってくれている
とにかく美しい~
吸い込まれそうな彫りの深いあの目
アクションもちゃんと様になってるし
一挙手一投足何にしても美しい~


展開も
なかなかしっかりしており
退屈することはない

アン・ハサウェイの美しさは勿論
スティーヴ・カレルの
(珍しい)かっこ良さを満喫できる
なかなかの映画と言えよう

次回作は
ブッ飛んだアホアホ映画を
是非とも観せてもらいたい




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