本の話 - アンデルセン「ぶどう酒びんのふしぎな旅」

2010 講談社
藤城 清治 先生影絵
アンデルセン 先生原作
町田 仁 先生訳

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日本人だったら
一度は目にしたことがあるであろう
影絵の第一人者・藤城清治先生の
記念すべきリニューアル作品

原作は
アンデルセン「びんの首」



もちろん主役は
アンデルセン原作の童話ではなく
1P1Pが絵画のような影絵

物語は
タイトルそのまんま
びんの首の奇妙な人生だ

ぶっちゃけ物語も本編より
ドラマのような「あとがき」が心に残る


60年ぶりのリニューアル
もうそれだけで充分


主役を食ってしまっているので
作品としてはどうかと思うが
素晴らしい影絵
そして「あとがき」を
是非とも堪能して欲しい



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