映画の話 - 二百三高地

1980 東映
舛田 利雄 監督
仲代 達矢 主演

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なんと上映時間181分!
(あまりにも長いため
二部構成となっている)

オールスターキャスト
日露戦争でも激戦地であった
二百三高地を巡る戦いを描いている

181分もの長丁場だが
展開が早過ぎじゃね?と思わされるほど
あっという間だ

しかしながら
無駄に豪華な薄っぺら映画
と評価せざるを得ない

強引で
ちょっとあり得ないような
ブツ切りカットも多々観受けられ
正直なところ
夏目雅子姐さん・あおい輝彦兄さん筆頭に
要らない配役だらけ

展開が早過ぎで
感情移入できないまま話は進み
豪華俳優陣は熱演を繰り返す

観ていて悲しくなってくる

視点を変えて
さだまさしが熱唱する
テーマ曲「防人の詩」の壮大なPVと考えると
腑に落ちる


監督には申し訳ないが
もっと何とかまとめること出来たんじゃないか?と思われる

唯一
仲代達矢兄さんの
安定感抜群の熱演に救われた映画


テーマ曲の雰囲気
1度ならず何度も突撃を繰り返す
あまりにも無謀な突撃作戦
(その度に全滅・壊滅を繰り返す)
無駄な熱演な豪華俳優陣

いろんな意味で
救いようがない悲しい映画
であった

オススメしない

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