伊坂 幸太郎 先生
小路 幸也 先生
山本 幸久 先生
真梨 幸子 先生
中山 智幸 先生
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ペンネームに「幸」が付く先生方が
「幸せ」をテーマに書き下ろした短篇集
なかなかの良いアイディアだが
そのアイディアに内容・質が伴う
とは限らないのが不幸せな現実
本のカラーを決定付ける巻頭は
もちろん伊坂幸太郎先生
さすが先生～
当然の如く期待に答えてくれている
先生らしい展開（まさに伊坂ワールド）で
幸せな騙され方を堪能できる
２作目は山本久幸先生作「天使」
山本先生の作品は初めてだったが
とても嬉しい誤算（先生＆ファンの方、申し訳ない）で非常に楽しめた
映像化しても面白いかも知れない
自然と山本先生の他作品が読みたくなってしまった
（↑ココがオムニバス短篇集の醍醐味と言えよう）
その他３作は
残念ながらテーマである「幸せ」を感じられず
無理矢理自分の世界にねじ込んでるような印象が強かった
熱心な伊坂先生ファンにはオススメ出来るが
オムニバス短篇集ファンにはやや推薦しがたい
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