本の話 - 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝」

2011 小学館
佐野 眞一 先生

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これが
現実の物語なのか!!

396ページ
結局最後まで
ページを捲る手が止まらなかった

今まで感じていた韓国人のイメージ
(どちらかと言えば負のイメージ)が
180度を越えて360度
変わってしまった…




360度と言うと
結局何も変わらなかった… のでは決してない
(まぁイメージ通りではあった部分も多々あるがw)


意外なことに
この剥き出し極太ノンフィクションの主役は
孫正義氏本人ではない

彼ほどの天才を産み落とした
ある在日韓国人家系の
泥臭くもバイタリティ溢れるドス黒い血

その
「グツグツと煮え沸き立っているさま」こそが
この作品の核であろう

これこそ
日本・韓国両国だけにとどまらず
アジア・世界を股にかけた
現在進行形かつ超一級品
韓流大河ロマンそのもの

孫正義氏と同じ時代
そして同じ国に生まれたことに感謝

日本と言う最高の特等席で
彼を中心とした物語を
間近で感じられる自分は幸せもの


ネットで野良犬如く
「在日うんぬん」吠えている
下級日本人ほど読むべきだろう

彼のお陰で
これほどの快適ネット環境
(低価格・高速回線)が整ったにも関わらず
その回線にお世話になりながらも
彼に吠えているアホは頭を冷やせ

何も「日本人<<韓国人」と
言ってるのではない

この作品の中でも例に漏れず
韓国人は微笑ましい平常運行をしているw

恩を仇で返すような例のあれだ
(ココらへんが360度w)
血を分けた兄弟にも関わらずだ…

そこら辺も踏まえ
是非とも読んでほしい!


それほどまでに強烈な環境の中で
奇跡的に産み出された天才の
一挙手一投足を見逃す手はない

無益でくだらない雑音を吐き出す暇があったら
彼がこれからも作り続けるであろう
伝説・歴史の生き証人になろうではないか!!

極上のノンフィクション
超オススメ!!!!!!


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